日本史上最高のボクサー 辰吉丈一郎について③

こんにちは、Glamstyle編集長のKAORUです。シリモンコン戦の後、王座陥落してしまった辰吉丈一郎のその後を追いたいと思います。


その後

2度の王座防衛に成功。3度目の防衛戦として元WBA世界バンタム級王者でもあるウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)と対戦するも失神KO。3度目の世界王座陥落。王座陥落後の1999年1月、父が他界。1999年8月29日、王者・挑戦者の立場を入れ替えてのウィラポンとの再戦。開始当初から一方的に打ち込まれ、最後は7回、レフェリーストップ(同時にセコンドからも「棄権」を示すタオルが投げ入れられた)によるTKO負けで雪辱ならず。試合後、「普通のお父っつあんに戻ります」と現役引退を表明した。

引用:Wikipedia

 

 

しかし引退撤回!そして未だ現役

日増しに現役続行への思いが強まり、後に引退表明を撤回。復帰へ向けて始動するも、周囲の反対もあり、再起まで3年以上もの期間を要する。

2003年9月26日、復帰第2戦でフリオ・セサール・アビラ(メキシコ)と対戦し、10回判定勝ちを収めるも、その後は負傷した左脚の回復が思わしくなく、再び長いブランクに入った。

その後、所属する大阪帝拳ジムから試合を組む意思がないことを再三にわたって告げられたものの、本人は引退を拒否。あくまで現役続行にこだわり続ける。

2008年9月26日、直近の試合から5年が経過。JBCの規定により「引退選手」扱いとなり、国内では試合を行うことができなくなった。しかし、本人は「海外に渡ってでも試合をする」とあくまで現役続行にこだわりを見せる。

そして、同年10月26日、タイ・バンコクのラジャダムナン・スタジアムで復帰戦を強行。地元の新鋭パランチャイ・チュワタナに2回TKO勝ちを収め、5年ぶりの再起を果たしたものの、この試合に関してJBCは試合から1週間後の11月2日、タイ・チュワタナジムのアンモ会長と対談し、JBCライセンス保持者以外の試合禁止を要請。

12月、タイ国内ランキングでバンタム級1位にランクイン。同28日、ライセンス失効後初めてJBCと対談。JBC側は大阪帝拳ジムが国外での試合も禁止したいとの意向を持っていると説明をした他、WBCと提携している米国の医療機関の専門的な検査を受けるように提案。それに対し、辰吉は「5年も試合をしてなかったので、今はどんどん試合をしてコンディションを上げていくことが大事。検査の意味は分かるけど、(引退を)決断することはできない」とあくまで現役続行にこだわる姿勢を見せた。

2009年3月8日、前戦と同じラジャダムナン・スタジアムに於いて復帰第2戦。スーパーバンタム級のタイ国内ランキング1位サーカイ・ジョッキージム(19歳/11戦10勝 (5KO) 1敗)と対戦するも、3回にダウンを奪われた末の7回TKO負け。世界戦以外の試合での初黒星(通算7敗目)を喫した。試合終了後、辰吉は「俺はまだ終わっとらん」とあくまで現役に拘り、今後もリングに上がり続けることを表明しているが、この試合以降、次戦開催の目処は立っていない。

現在でも辰吉本人は現役に拘り、トレーニングを欠かしていないと言う。2015年には次男・辰吉寿以輝が大阪帝拳ジムからプロボクサーとしてデビューした

辰吉の20年間の軌跡を収めたドキュメンタリー映画『ジョーのあした−辰吉丈一郎との20年−』が2016年に公開

引用:Wikipedia

 

以下は日刊SPA!からの引用記事となります。(2016.02.23)

 

――当時の国内最短記録の8戦目で世界王者となり、その後も伝説をつくります。ところが45歳の今も現役であり引退はしないと。世間からは「もう十分だろ」との声も届いていると思うのですが?

辰吉:まがいものというのか、ひねくれているというのか。……デビューの頃から僕は、普通が嫌やったんですよ。プロテストも普通はC級から受けるんですけどB級からだったし、具志堅さんが9戦目で世界を獲っていたからそれよりも絶対早くチャンピオンになりたかったし。そういう意味では、確かに引退に関しても普通ではないのかもしれない。でも、僕にとっては、ボクシングが生活の一部なんです。

――生活の一部とは?

辰吉:みんなも朝起きると歯を磨くでしょ? それがボクサーだから「走る」が生活の一部で毎日走る。階級ごとに体重制限があって太ってはダメだから、一日1食を続けてるのもそう。朝起きて走って、掃除して、買い物して、夜練習して、帰って、洗濯して、飯作って、風呂入って寝る。極端に言えば、それを365日繰り返すのが日常というか。正直、試合が組めない今の状況はきついんです。でも、何かを引っくり返すためにやっているんだから、練習は一日たりとも休めない。

――では、単刀直入にリアルな話も。辰吉さんがプロのリングに最後に立ったのは’09年。以来、試合は行われてませんが、現在の収入は?

辰吉:まったくない。無収入。

――無収入? 生活は?

辰吉:いうても僕、3回も世界チャンピオンになってますから(笑)。ファイトマネーを無駄遣いしてこなかったし、リングに立って稼いでいるわけではない以上は、貯金をおろして生活するしかないでしょ?

――過去には、数千万単位のCM出演を断ったとの伝説もあります。

辰吉:うん。だって僕、タレントじゃなくてボクサーなんで。ボクサーがCMって違うと思うんで。小銭ならいいですよ? でも、何千万というお金を稼いではダメだと思った。

――後悔は?

辰吉:一切ない。お金ではないけど、WBCというボクシングの団体が殿堂入りの約束をして、4つ目のベルトをくれるという話をいただいたこともあるんです。引退を条件にね。そのお話も丁重にお断りしました。だって、ベルトって恵んでもらうもんじゃないでしょう? ボクサーにとってのベルトは、自分で戦って勝って獲るものでしょ?

引用:日刊SPA!(2016.02.23)

まとめ

筆者も『ジョーのあした−辰吉丈一郎との20年−』を見ましたが、「世界チャンピオンのまま引退すると父ちゃんと約束したから…」と、あと一回で一回でいいから辰吉丈一郎のリングに上がる姿が見てみたい。奇跡を起こしてくれジョー!